「そんなに大きいですか?」
ミミが頷く。
「僕のが立派過ぎるってことですか?」
ミミが頷く。
「大き過ぎて苦しいですか?」
ミミが頷く。
(私の中が、チャンミンのでぎゅうぎゅうにいっぱいなの)
「痛かったですか?」
ミミは首を振る。
「そうですか...大きいですか...」
(感激です)
「こんなに大きい人、初めてですか?」
(嬉しくて何度も聞いちゃう)
「しつこい!」
「止めますかか?」
(なーんて言って、僕は止められませんですけどね)
「馬鹿っ!」
「ぐふふふ」
(勇気100倍、ヤル気1000倍!精力10,000倍!)
「チャンミン、ゆっくり...お願い」
チャンミンは頷く。
「ミミさん...大好きです」
(いざ!)
ゆっくりとミミの中へ腰を埋めた。
(気持ちいいーーーー!)
強烈な快感に、チャンミンの背中が震えた。
(やりました!
やりましたよ!)
チャンミンの脳裏に、巨大なくす玉が華々しく割られ、紙吹雪と共に『祝・チェリー卒業』の垂れ幕が垂れ下がるイメージが浮かんだ。
(ミミさん!
やっと、やっと!
僕らは一つになれました!)
「うっうっうっ...」
(チャンミン...泣いてるの?)
「嬉しいです…。
ミミさん、好きです」
ミミは、自分の真上に迫ったチャンミンの頬を撫ぜた。
「ミミさん...大好きです」
(可愛い...チャンミンが可愛い)
「私も、チャンミンが好き」
「僕の夢が叶いました」
「大げさねぇ」
ミミは、チャンミンの頭をくしゃくしゃにした。
二人はキスをしながら、しばらく繋がった状態を楽しむ。
「うーん...」
(ミミさんの中...あったかいです)
チャンミンは目をこすり、「よし」と小さく頷くと、ミミの両脇についた両手に力を込めた。
「ミミさん...」
「うん」
「動かしますね」
(シム・チャンミン、行きます!)
「ゆっくり、ね」
(合点承知の助です!
僕の『ピストン運動』で、ミミさんを昇天させますよ!
暗くて「繋がったところ」が見えないのが残念です)
ぎし。
「!」
「!」
ぎしぎし。
チャンミンが動くたび、ベッドのスプリングがきしむ。
ぎしぎしぎし。
(音が気になって...集中できない!)
(お父さんたちに、聞かれちゃう!)
「場所を移動しましょうか」
「そ、そうだね」
チャンミンはミミの中から引き抜くと、ミミの手を引いてベッドから床へ降りかけたが、
(これじゃあ、ミミさんの背中が痛いですよね)
掛布団を床に広げた上に、二人で寝転がった。
「ミミさん、好きです」
(では、『挿入』のし直しです)
<以下、ほぼ音声のみ>
「んっ」
(やべーーー!
気持ちいいーーー!)
あまりの快感に、余裕がなくなったチャンミン。
(今、僕は!
ミミさんと〇ック〇してるんだ!
ミミさんと〇〇クス!
ミミさんとセッ〇〇!
ミミさんと〇ックス!
ミミさんとセ〇クス!
ミミさんとセッ〇ス!
ミミさんとセック〇!!
僕は今、ミミさんとS〇Xしてるんだーーー!)
注:しつこくて大変申し訳ありません。
チャンミンは感動と快感に溺れるあまり、我を忘れています。
「はあはあ」
(チャ、チャンミン!
は、激しすぎ!)
「はあはあ」
「待って...!」
(『可愛いチャンミン』が獣になっちゃって、
ちょっと...怖い...かも...)
チャンミンは汗だくだ。
「な、何ですか?
はあはあ」
(ちょっと深突き過ぎかな。
激しければいいってものじゃないんだけどな...。
そんなこと、今のチャンミンには言えない...)
「あ、あのね...」
「はあはあ、ミミさん...。
はあはあ、気持ちいいですか?」
(ちょっとは気持ちいけど、
そんなに揺さぶられたら、壊れそう)
「もうちょっと...ゆっくり」
「ごめんなさい!
はあはあ。
痛かったですか?」
「落ち着いて」
(しまった!
気持ちよ過ぎて、がむしゃらに動いちゃいました。
ミミさんを壊すところでした)
チャンミンは腰のスライドを緩めたが、それはそれで気持ちよくて、結局は無我夢中になってしまうのだった。
(気持ちいいです!
ぬるぬるしてます!
気持ちよ過ぎです!!
音がえっちです!
ミミさん大好きです!)
(だから、チャンミン!
そんなにグイグイ突いちゃダメだって!)
ミミは声を出さないよう、丸めたパジャマで口を押えていた。
そんな姿も、チャンミンを煽る。
(ミミさんったら、喘ぎ声を我慢してるんですね。
可愛いです)
「気持ちいいですか?」
ミミは、うんうんと頷く。
(感じてるふりして、ごめんね。
チャンミンの『野獣』っぷりに、ちょっと引いてるかも...。
初めてだから仕方ないよね。
一生懸命なんだもの)
「よかった...です」
(ミミさん喘ぎ声が聴きたいです)
チャンミンは、ミミから抜けるぎりぎりまで腰を引くと、力いっぱい押し込む。
「ひっ」とミミが息をのむ姿が、チャンミンの『獣』を刺激する。
(おー!
ミミさんは、こういうのが好きなんですね。
了解です)
(ダメダメ!
激しすぎるってば!)
注)チャンミンの勘違いを温かい目で見守っていただきたい。
ミミを愛しているが故、彼なりに必死なのである。
(ちょっと...痛い...かも...!)
ミミはチャンミンの腰に手をかけ、押しとどめようとするが、野獣と化したチャンミンのピストン運動を制止できるはずもない。
(ミミさん、好きです)
(チャンミンが...怖い!)
「好き...で、す」
(ミミさん、可愛いです!)
「気持ちいいですか?」
ミミは頷く。
(気持ちいいかどうかは、さておき、
一生懸命なチャンミンは、確かに可愛い!
甘えん坊の可愛いあの子が、「男」に豹変してるところにやられちゃう...かも)
チャンミンったら、セクシー!)
「私も...好きよ」
(おー!
そんな可愛いこと言わないでください。
興奮しちゃいます)
チャンミンは全身汗だくで、額から首から汗がポタポタとミミの上に落ちる。
(やだ...。
汗かき過ぎじゃない!?)
(ん?
ん?
んー!?
ヤバイです。
ダムが決壊しそう...かも…。
3億匹のチャンミンが噴出しそう...です...!)
「ミ、ミミさん!」
「?」
(わー!
僕のを締め付けないでください!
駄目です!
そんなに刺激しないで!
ヤバいです!
あうっ!
ヤバいです!
大変です!
ぼ、僕のが...噴出しそうです...!)
「イキ...そうです...」
「えっ!?
もう!?」
「!!!」
(しまったー!
男の人に言っちゃいけない一言だった!!
3分もたっていないんじゃない!?
早漏でも、初めてだから仕方ないよね。
あんなに激しく動いてたんだもの)
「ごめ...んな...さい。
我慢できま...せん...」
(だってミミさん、気持ちいいんです。
ミミさんが好きすぎて、もうイキそうなんです。
早くてごめんなさい!
昨日のうちに、一発出しておけばよかったです)
「ミミさん!」
チャンミンは顔をゆがめてミミに囁く。
「1回...出して、いいですか?
2回戦で...頑張りますから...」
「いいよ。
出していいよ」
(仕方ないよね。
初めてだから、コントロールきかないんだよね)
(ミミさん...好きです)
チャンミンのピストン運動が激しくなる。
「好きっ
好きっ
好きぃっ...はうっっ!!!!」
「はあ~~~~」
チャンミンは、グタッと仰向けのミミの上に崩れ落ちた。
「はあはあはあはあはあはあ...」
ミミの肩に頬をつけ、荒々しく呼吸するチャンミンの頭を、ミミは抱きしめる。
どくどくという首筋の血管も、燃えるように火照った肌も、汗の匂いも、ミミをくらくらさせた。
(この子ったら、
幼い言動と、甘えん坊な性格で、
れっきとした大人の男だってことを、ついつい忘れちゃうんだけど。
今夜は、ちゃんと『男』を感じたよ。
いろいろと残念なところはあったけど、
あんなに何度も「好き」って言うんだもの。
感動しちゃうじゃない)
「早くて...ごめんなさい。
ミミさん...はあはあ。
うまく出来なくて...はあはあ。
...ごめんなさい」
「ううん、いいのよ」
ミミは汗に濡れたチャンミンの前髪をかき上げてやった。
「すごく、よかったわよ」
「ホントですか!?」
チャンミンはパッと、ミミの肩から顔を上げた。
チャンミンの目がキラキラ輝いているのは、暗闇の中でもミミにはわかった。
ミミは、チャンミンの頭をギュッと抱きしめる。
(可愛い、チャンミンが可愛い)
息が整うと、チャンミンはミミの上からむくりと起き上がった。
チャンミンは、ミミの中からそろりと引き抜いて、外したものを目線にかかげる。
(よく見えませんね)
外灯がとどく窓まで移動して、まじまじとそれを見る。
「チャンミン!!」
(この子ったら、何やってるのよ!!)
「意外にちょっとしか、出ないものなんですね...」
「!!」
(ちょっとどころじゃないわよ!
なんて量なのよ!)
「2日ぶりだったから、少ないですね」
(はあ!?
ふ、2日ぶりで「その量」なの!?
(生産能力凄まじい...))
チャンミンはふふんと笑うと、ミミにタックルして押し倒した。
「チャンミン!?」
「ミミさん!
お待たせしました」
「へ?」
チャンミンはミミの額にキスした。
「やだなぁ、2回戦ですよ」
「もう!?」
(嘘でしょ!?
15分も経ってないわよ!?)
「はい!
準備OKです!」
「待って!」
「待てません」
「私を少しだけ、休ませて」
「えー」
チャンミンは頬を膨らませる。
「ちょっとだけ、ね?」
(チャンミンが激しすぎて、あそこがちょっとひりひりする...とは言いにくい)
「仕方ありませんねぇ。
ぎゅー」
「痛い痛い!」
「ミミさん、大好きです」
「私もチャンミンが、大好きよ」
「...そろそろ...いいですか?」
「まーだ」
・・・
「まだ、駄目ですか?」
「まだ」
・・・
「もういいでしょ?」
「うーん...(仕方ないなぁ)いいよ」
若いって...素晴らしい
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