(24)奥さま手帖

 

<旦那さん手帖>

 

2月某日

22:00

 

チャンミンと喧嘩した

喧嘩の理由は、相づちの打ち方についてだ。

職場での出来事を話していた時、チャンミンの適当な相づちにイラっときた。

 

「俺の話がつまらないなら、はっきりそう言えよ」

 

そうしたら、

「ユノだって、僕の話を全然聞いてくれない時がある!」と逆ギレされた。

 

「いつ?」

 

チャンミン

「朝ご飯の時とか」

 

「何月何日何時何分の朝ご飯の時?」

 

チャンミン

「...この前だよ」

 

「朝はね、出勤前でバタバタしてるんだ。

有精卵がどうのこうのなんて話、していられるかよ!」

 

チャンミン

「なんだよ。

ちゃんと聞いてたんじゃん。

『はいはい...で?...ふ~ん』なんて、いい加減な相づち打つんだから!」

 

「前日、俺が何時に帰宅したのか覚えていないのかよ?

残業で疲れてたんだ。

もっと俺を気遣えよ」

 

チャンミン

「気遣ってるよ!

ユノこそ僕を気遣えよ!」

 

「気遣ってるよ。

チャンミンの倍は気遣ってるよ」

 

チャンミン

「僕なんて、ユノの一千万倍気遣ってるよ!」

 

「はいはい、分かりました」

 

チャンミン

「その言い方、気に入らないな!」

 

...ここで、数秒にらみ合い。

 

ぷいっとチャンミンは、リビングを出て行ってしまった。

 

 

 

 

23:45

 

 

疲れていて精神がささくれだっていた私は、チャンミンの寝顔を見ても、気持ちはおさまらず、リビングのコタツで就寝することにした。

 

 

翌朝

 

大人げなかったな、と反省して、つとめて明るく「おはよう」と声をかけたのだが...。

 

チャンミン、私に背を向けたまま口をきいてくれない。

 

弁当は用意してある健気さにじん、ときた。

 

どうやってご機嫌を直してもらおうか、

 

日中、仕事の合間に考えていた。

 

 

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