<2月某日>
喧嘩の翌日のつづき
ムカついて仕方がない。
ユノったら、晴れ晴れしい顔で「おはよう」だなんて。
当てつけのようにコタツで寝るなんて!
僕を怒らせたらどうなるか...!
お弁当を用意してあることに、ユノはびっくりしたようだった。
あの程度の喧嘩、「僕はこれっぽっちも気にしてないよ」アピールだ。
子供っぽいんだから!
30半ばの男が、喧嘩の報復になにかする、なんて子供っぽいこと...。
するわけないじゃん(多分)
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一方、ユノは
(つづく)