<4月2日>
H回数:2,030回
(昨夜無し。
鼻炎薬のせいで眠くて仕方がない)
昨日はエイプリルフールだったが、我が家ではこのイベントにはのらない。
互いの嘘がリアル過ぎたせいで大喧嘩になっり、大泣きした過去があるからだ。
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<僕→ユノ>
『男性でも妊娠可能にする研究開発が進んでいる。
その薬剤の治験に協力願えないか、と連絡があった。
手術も必要みたいだけど、僕頑張ってみるよ』
...といった嘘。
現在医学では身体の構造上不可能なのに、ユノは大真面目に信じた。
ユノ、仕事を早退してきた。
喜びに溢れた笑顔だった。
「うっそだよ~ん、今日は何の日だ?」なんて、すぐには言い出せなかった。
やっぱりユノは子供が欲しいんだな、と、産めない自分が悔しかった。
その夜、あれは真っ赤な嘘だと伝えたら、
「...そうだよなぁ。
あり得ない話なのに、信じてしまうなんて、俺は馬鹿だな」と、
ユノは泣きだしてしまった。
深く反省した。
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<ユノ→僕>
『俺、イン〇になったかもしれない...。
だから当分、お前とアレできない。
代わりにコレを俺だと思って、慰めてくれ』
そう言って、大人の玩具を僕に手渡した。
ユノとアレできなくなることよりも、彼の身体の方が心配だった。
この年のエイプリルフールは、嘘だとバラされるまで1週間あった。
その間、信じ切った僕は執筆を放り出して、専門書を取り寄せて読み込んだ。
病院巡りをした。
ユノを病院に連れて行く前に、僕だけでも先に、医師の見解を聞きたかったのだ。
僕と結婚生活を送るうえで、何かしらストレスの種になっていることがあるはずだと、自身の言動を振り返った。
悲壮感漂わせた僕に、ユノは嘘がキツ過ぎたと気づいたらしい。
「嘘だよ~ん」とふざけた口調で、言い出せなかったそうだ。
でも、どこかで打ち明けるしかない。
当然僕は激怒だ。
10日間、口をきいてやらなかった。
10日間、ビッグソーセージと茹で卵のお弁当を作り続けた。
(『旦那さん手帖(参)』を参照のこと)
11日目に仲直りした。
その夜。
ユノが用意した大人の玩具で攻められて、僕は大いに乱れてしまった。
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<今日やること>
・冬物のコートをクリーニングに預けること
・新聞代を郵便ポストの中に入れておくこと
・貯金箱の中の小銭を、銀行に預けること
・春キャベツのレシピを検索すること