【奥さま手帖】
<11月某日>
【直したいところ】
〆切間近の気難しい自分
ユノには申し訳ないなぁ、と思っているけれど、ワガママBOYになってしまう。
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前夜は徹夜。
僕の脳みその中で、メイドQ(♂)と学生服コレクターZがまぐわっている。
ユノが用意したご飯を食べる。
後頭部がちりちりする。
ユノの眼差し光線だ。
ユノがハグをおねだりしているのだ。
仕方がない。
ユノは甘えん坊さん。
ちゃんと相手をしてあげないと、ご機嫌斜めになる。
2秒ハグしてあげる。
ユノ、出勤。
【旦那さん追記】
甘えん坊さんはチャンミンの方だ。
5時間、キーボードを打ちまくってた。
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【13:00】
昼食。
・レトルトカレー
・プチトマト
・大根の漬物
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【13:30】
昼寝
(脳を休ませないと)
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【16:30】
起床。
おやつ、ひと口バウムクーヘン
(脳には糖分が必要なのだ)
学生服コレクターZがメイドQ(♂)に学ランを着せようと、夜這いするシーン。
ここで悩む。
ベビーフェイスの男子にせっかくメイド服を着せてるのに、それを脱がすのは勿体ない。
59歳Zの趣味が学生服を収集する、というのも、勿体ない。
もっと変態チックなものを収集させたい。
【覚え書き】
ユノにアドバイスをもらうこと
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【19:45】
夕食
スーパー××のトンカツ弁当
(僕のお気に入り)
熱い緑茶をすすって、ほっと一息。
執筆に戻る。
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居間から「わはははは」と笑い声。
ユノだ。
いいなぁ。
僕もテレビが見たい。
グッと我慢。
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【22:00】
ユノがおやすみを言いにきた。
後頭部に視線の熱を感じる。
もうしばらく我慢していれば、諦めて寝室に引っ込むだろう。
ユノの視線攻撃は止まらない。
意地張って無視し続けても可哀想だ。
それに、僕もちょっとだけ寂しくなってきた。
4秒ハグをしてあげた。
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〆切前の僕はとても気難しく、意地悪なのだ。
ユノ、ごめんね。
あと2日だから。
【旦那さん追記】
許す
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日記なんて書いている場合じゃない!
<11月某日>
7:00起床。
徹夜するつもりが、昨夜は睡魔に負けてしまった。