(6)奥さま手帖-10月-

 

<10月某日>

 

曇り

H回数:1,994回

(昨夜、なし

指だけ)

 

【昨夜のこと】

夕飯後、ユノと散歩。

『恥辱の制服』の男子高生Qについてアドバイスを貰う。

僕が考えたあらすじは以下の通り

 

1.Z教諭の嫉妬心を煽るため、男子高生Qと養護教諭(♀)は結託する。

2.保健室で男子高生Qと養護教諭(♀)は関係を持つ。

3.その現場を教諭Zに目撃させる。

 

ユノ、「それはあかん」と言う。

「絶対にあかん!」と何度もうるさい。

男子高生Qは教諭Zにお尻バージンを奪われた、永遠のウケ設定である。

「何としてでも彼の童貞は、守り通さなければならない」と、ユノは言う。

「男子高生Qに女性経験をさせたら、絶対にあかん!」

 

「全てを教諭Zに捧げる覚悟が、読者を萌えさせるのだ!」とユノは主張する。

「男子高生Qに女性経験させずに、養護教諭(♀)とどうやって関係を持たせればいいのか?」の質問に、

「道具を使えばいい。

養護教諭(♀)は道具で男子高生Qを攻めたてるんだ」との回答。

 

「道具の登場は、読者の萌え心をより刺激する」のだとか。

高校生に道具は早いんじゃないかなぁ?

 

 

【ユノからの提案】

「ハロウィーンSEXは、道具を使おう!」

散歩からの帰宅後、早速『マーベラスLOVEハンター』の通販サイトをのぞいていた(注文の際は、ポイントを使うように念を押しておいた)

ハロウィーンとSEXと道具がどう結びつくのか、僕には分からない。

単に新しい道具が欲しかっただけなのかもしれない。

...以上が昨夜の話。

 

 

【今日の話】

隣区の区長さん(おばあさん)から

「あんたらはオカマか?」と訊かれた。

ちょっと意味合いが違ったけど、説明が面倒だったから、

「そうです」と答えた。

「男同士、気持ち悪くないか?」と訊かれた。

「僕から見ると、男と女がくっつくことが理解できない」と答えた。

区長さんはわっはっはと笑って、

「あんたらが越してきてからずっと、気になっていたんだ」と言った。

率直な区長さんだ。